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ネガティブケイパビリティ―

[2026.04.03]
ケイパビリティ―というのは、「つよみ」とか「能力」というような意味です。高度に経済化された現代社会では、効率性や、すぐに正解や結果を出すことが求められます。そういう能力のことをポジティブケイパビリティ―といいます。
 
効率性や、結果を出すことを求められる中で、押しつぶされてしまう人たちがたくさんいるのではないでしょうか。
神様に与えられる課題、例えば病や人間関係などは、効率化できない重要な問題を含んでいます。
 
解決できない問題に出会ったときに、答えを出さずに、そのまま、じっと、抱えていらる力のことをネガティブケイパビリティというのだそうです。19世紀のイギリスの詩人ジョン・キーツという人が提唱した概念なんだそうです。
私は、三鷹にある長谷川病院で働いていた時、上司だった、現院長の堀達先生に教えていただきました。
 
正解を与えられることに慣れすぎていて、また、効率よく行動することが常識だと思い込んでいて、不確実で曖昧なことに出会うと、強い不安に襲われてしまうのかもしれません。
 
こんな時代だからこそ、解決できない問題に出会ったときに、何もしないで、じっとしている強さが求められているのではないでしょうか。
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