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ピーマン、嫌いでいいじゃない

[2022.07.10]

ピーマン嫌いの子は、ピーマンのにおいに何千倍も敏感なんだそうです。それは、才能かも知れません。

ピーマンは栄養のある野菜なので、母親は、何とかして子どもに食べさせようとして愛情をこめて様々な工夫をします。細かく刻んで大好きなハンバーグやカレーに混ぜ込むかも知れません。

しかし、子どもはピーマンのにおいにすごく敏感なので、ピーマンが入っていると気づいてしまい、食べることができません。すると、愛情深い母親は、さらに、あの手この手で工夫を凝らしてピーマンの料理を作るようになっていきます。

そうしているうちに、子どもは食事が嫌いになってしまうかも知れません。もしかしたら、ピーマンが大嫌いな僕はダメな子なんだと思い込んでしまうかも知れません。その敏感さ、繊細さは優れた才能なのかも知れないのに。

だから、嫌いなピーマンは、もう、やめましょう。

大切な何かを我慢して、毎日毎日、嫌いなことをやっていると、自分がダメな人間に思えてきて、生きていることが嫌になってしまうかも知れません。

好き嫌いをはっきりさせて、好きで楽しいことに一生懸命取り組むのが生きるコツではないでしょうか。

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