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マイナスの感情も、こころの大切なサイン

[2021.09.05]

こころに抱える矛盾のことを、アンビバレントといいます。アンビバレントな状態は、正常なこころの働きです。そして矛盾を抱えると、イライラしたり、落ち込んだりします。それが、こころのSOSです。

例えば、何か、他にやりたいことがあるのに、それができないとイライラします。「やりたい」という気持ちと、「できない」という気持ちの矛盾です。

イライラしたら、その場から離れて、ちょっと冷静に考えてみませんか。本当に、それは、できないことですか。何とかすれば、できるかもしれないし、やってしまえば良いのではないですか。できないと思っているのが思い違いではないですか。
逆に、それは、今やらなくてもいいことかもしれません。

また、身近な人の言動には、イライラしやすいものです。期待していた反応が得られなければ、落ち込んだりします。それは、身近な人で、大切な人(好き)だからです。「好きな」人が、「嫌い」な言動をするから、こころが矛盾に陥って、イライラしたり、落ち込んだりします。

しかし、その人の言動を変えさせようとして、その人を責めるのは、無駄なことです。前にも書きましたが、他人を変えることはできません。心のエネルギーの浪費となります。話せば話すほど、大切な人との関係を悪くする、悪循環に陥るでしょう。

変えられるのは自分だけです。

その大切な人が、嫌いな言動をするのは、あなたの真意が伝わっていないからではないですか。責めるのではなくて、自分の気持ちを伝える努力をしてみませんか。気持ちを伝えるコツの一つが、Iメッセージです。ちょうど良いホームページがあったのでリンクを貼っておきます。

感情が人のエネルギー源です。気持ちの落ち込みや、イライラなど、マイナスの感情も、こころからの大切なサインです。隠さずに、ごまかさずに、正面から取り組んでみてください。

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