メニュー

否定文はダメ

[2019.12.01]

ヒトの脳は、イメージしたことを実現するように働きます。

例えば、南の島に移住したいと思うなら、その、南の島の生活をイメージさせる写真やポスターなどをいつも身近に持ち歩き、部屋に飾っていると、脳が自動的に南の島に移住するための情報を蓄積するようになります。そして、体が脳に自動操縦されて、自然に夢だった移住を実現してしまうのです。

逆に、脳は、否定文をイメージすることができません。例えば、お母さんが3時のおやつに、子どもにケーキを買ってきて、「3時までは食べちゃダメよ」と言ったとします。子どもの頭の中では、「ダメよ」はイメージできませんから、「3時までに食べる」イメージになってしまいます。だから、3時までに食べたくなってしまい、お母さんの言いつけを守ることができません。
もし、お母さんが、「3時になったら食べてもいいよ」と言っていたら、子どもの頭の中は、3時に食べるイメージになるので、3時まで安心して遊んでいられるでしょう。

マイナスのものをイメージして、それを否定しても、脳の中はマイナスになってしまいます。「悩んではいけない」と考えるのは、結局、悩むことになってしまいます。

エネルギーの法則でも説明した通り、悩みや苦しみを否定しても肯定しても、悩みや苦しみを意識することが、悩みや苦しみを助長するだけかもしれません。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME