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困った人と困る人2(依存症)

[2021.06.15]

本当は、Aさんがおかしなことをする困った人なのに、そのAさんのまわりにいる人たちが困ってしまう代表的なものの一つが、依存症です。

例えば、アルコール依存症では、本人が誰かに迷惑をかけるから、家族が代わりに謝りに行かなければならなくなります。失禁すれば、家族が着替えさせ、衣類を洗濯することになります。そして、家族が困ってしまいます。

酒を飲んでいる本人は、ちっとも困っていませんから、相変わらず飲み続けます。

家族が疲れ果てて本人を見捨ててしまう前に、本人が困るように仕向けてあげなければ、アルコール依存症の末路が、孤独で、悲惨なものになるのが想像できます。

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